腸内療法や腹部マッサージにはさまざまな種類があり、それぞれに独自のメリットがあります。いずれにせよ、腸を柔らかくして健康に保つことは有益です。 腹心セラピーの大きなメリットは、患者さんがストレスの多い出来事やトラウマを、思い出す必要がないことです。
トラウマを思い出さなければならないセッションですと、その間、トラウマ的な出来事を追体験し、解放が適切に行われなければ、新しいトラウマを発症するリスクがあります。
腹心セラピーでは、患者さんが記憶しているかどうかに関わらず、腸のしこりや硬さを緩めるだけで、トラウマが解消される、非常に安全なセラピーメソッドです。
腹心セラピーのもう一つの利点は、セッションする側が、同時に複数のストレッサーやトラウマに取り組むことができることです。感情的なトラウマによって作り出される腸のしこりに関しては、通常、密接に関連しているいくつかの同様の感情的な連鎖部分があります。ほとんどの場合、1回のセッションでかなりの数のストレッサーとトラウマを解決することができます。その結果、患者さんは、瞑想などの自己治癒方法とは比べ物にならない、比較的迅速に治療の効果を感じることができることがほとんどです。
(この文章は(一社)日本腸心セラピー協会のHP より一部転載、翻訳しています https://hara/shin.tokyo)